研究ノート 物語の類型-BLEACH
物語の類型2
では、今日はBLEACH.
人物設定
1.適合 一護の母は幼少の頃死亡。それをトラウマにしていた。(自分が弱かったから母を守れなかった、という強さ至上主義の根源)
2.適合 父親は死神らしい。しかも、かなり手だれだったらしい。
3.適合 言うまでも無く、強い=男らしさを地でいきます。
4.適合 霊圧が尋常でない、とよく言われています。
5.適合 石田雨竜。NARUTOのサスケとかぶるのは、声だけではありません。しかも、一族の絶滅の悲劇、一族の再興は、まさにサスケです。
6.適合 強くなること。大事な人を助けること。(「大切な人を守りたい・・・陸上自衛隊。」という陸自のキャッチフレーズを思い出します。)
7.適合 ルキア、織姫。ただし、二人の愛情のベクトルは一護に向いているので、ライバルはあまり関係ないですね。
構成
1.適合 死神のストーリーは無限にできます。
2.適合 戦闘の最中も、笑いは忘れません。その後の緊張、これまたスリリング。
3.適合 ボコボコにやられた後、復活、そして勝利です。
4.適合 サムライ、漢字、死生観。
5.『学園性」適合 一護の高校(同級生のチャド、織姫、設定上ルキア)、死神の隊など、学園性盛りだくさんです。
と、これまた全てに当てはまりました。やはり人気が出る作品には共通点がある。。。のか??(これを検証するための、類型化です。類型化をしたからといって、何も解決できません。)
- 作者: 久保帯人
- 出版社/メーカー: 集英社
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じつは「バウント編」は、非常に重要な要素を描いている物語だとひそかに思っています。その詳説はのちにやりたいと思います。